2010年08月23日

トークショー第4弾レポート

最終回の第4弾は、映画評論家の柳下毅一郎さん×三留まゆみさんのお二人による、「『ザ・コーヴ』をめぐる賛否 徹底評論!」です。
最終回の今回は、少し長めに、お届けいたします。

柳下毅一郎さん(以下、Y):(映画について)僕もすごく面白かったです。これは。僕は本当に、一部でこれはプロパガンダであると、捕鯨反対派の人達が捕鯨反対のために作ってる映画であって、大分事実をゆがめて伝えているから、ドキュメンタリーとして出来が悪い云々じゃないみたいな意見が一方であって。でも僕はそうじゃないだろうって。そもそも、プロパガンダとドキュメンタリーはどう違うかっていうのがひとつあるし、ここで映されている事は現実であったことなんですね。「ザ・コーヴ」でずっと隠されている立入禁止の入り江があって、ここで何かが行われているらしい。そこに潜入すると、ものすごい残虐絵図が繰り広げられている。それにはちょっと演出が入っている。あれはちょっと色が赤いじゃない。フィルターがかかってるんじゃないかなぁみたいなね。そんな赤くないだろうっていのはあるんですけど。ま、そういうのも含めて実際にあったことなので、現実にやっぱりかなり「うわっ」っていうぐらい残酷で、何も考えてないと引いちゃうぐらいの残酷なことが行われているっていう事実はあって、それは撮っているわけじゃないですか。事実は本当だと思うんですよ。そこをでっち上げてるんだったらそれは問題なんだけど、でも、あれを見るとそういう事があると。で、いかにその事実をショッキングに見せるかっていうことに関してすごい手練手管を使って盛り上げていくんですよね。

三留まゆみさん(以下、M):それはそこに主観が入ってくるわけだからドキュメンタリーも当然演出は入っているわけだし、編集ひとつ取ってもそうなるわけだから、それについてどうこう言うのはおかしいと思う。

(中略)

M:この映画でね、洗脳しようとかそんなこと考えてないと思う。

Y:僕が観ていて思ったのは、つまり、すごく、観ていると怖い。というのは、太地村がすごくおぞましい村に見えてくる。

M:スティーヴン・キングのね。

Y:何か禁断の入り江があってそこで恐ろしい儀式が行われている。村の人間が皆がその儀式に加担しているんだけど絶対に口にしようとしないで…。

M:木曜スペシャルみたいな。

Y:近づくと「帰れ!こんな所お前が来る場所じゃない!」とか言われて追い返されそうになる、それで必死になって入ってみると、そこでは恐ろしいことが行われている!
これは完全にホラー映画なんですよ。観ていると『クトゥルーの入り江』みたいな禁断の入り江みたいな話になってくる。

M:潜入するまでの話だもんね。

Y:だから、ホラー映画としてすごく良く出来ているんですよ。邦画とかホラーになって、そうすると、逆に観ていて思ったのは、これはそこで行われていることがおぞましいという事を彼らは伝えたいからこういう構成になっているんだけど、逆に面白そうに見えてくる。気になってくる。そこでわくわくしてくる。ホラー映画観ていて、クトゥルー的なものですけど、禁断の村で何かが行われているっていうときに、あの禁断の村で行われていることを描かないで映画が終わっちゃったらなんじゃそれって話じゃないですか。やっぱりそれは期待を高めたうえで対応するものがやっぱりないと、皆そこでなにがあるんだろうって気になる。で、そういう意味では悪の魅力じゃないですけど、逆にこれ観てると気になるんですよね。太地町に行ってみたくなるっていうのがあって…

M:ちょっと行ってみたくなるかもしれないね。

Y:これ観てると本当に太地町がすごいエキゾチックに見えてくる。

M:日本じゃないみたいな感じでしょ?(中略)
わんぱくフリッパーの調教師なんですよね?主人公がね。リック・オバリーが。やっぱり私はフリッパー世代なので、フリッパーのあの曲流れるだけでぶるぶるってきちゃうんだよな。イルカは友達って思ってたからね。

Y:これ観ると、色々意見は当然あってイルカっていうかクジラ、この中ではイルカもクジラも一緒なんだって言ってるんで、本当かどうか解らないですけど。ひょっとしたらイルカも食ってるかもしれないんですけど。まぁ、普通に鯨肉って売ってるじゃないですか。

M:売ってますよ。千葉とか、海辺の町とか、静岡とか。パックにイルカ肉って。

Y:市場に普通に売ってますよね。

M:私、宮城で市場の近くで軽トラに積んであるイルカ見たよ。可愛いんだよね。死んでるんだけどさ。フリッパーが寝てるわけ。段になって。これからこれ売られちゃうんだなぁって。だから、太地町だけが秘境の町でさ、クトゥルーの町なわけじゃなくてさ本当は日本中にイルカ漁っていうのがあるわけで。

Y:これ観るとさ、食わなくても知らないよねって感じだし、リック・オバリーとか彼らの主張とかシーシェパードの連中が捕鯨に反対してやってることをあんまりほめられたことじゃないと思うんだけど、同時にやっぱり無理して食べなくてもいいじゃないかって牛でも豚でも食べれるんだから。昔は豚も牛も食べられなかったし、戦後は鯨肉ぐらいしかタンパク源がなかったっていう事情があったので、でも今はね、無理して食べなくてもいいじゃんって思うんですよ。白人に言われたらお前らにいわれたくねえよって。

M:結構さ、さっき言ったプロパガンダっていう言葉は違うかもしれないけど、それがプロパガンダぜんとしてないところがね、結構主張が揺れてる感じがするのね。もっとさ、それこそモンド映画的に「すごいんだぜ!日本は!」みたいな。だけどそうじゃなくて、それは理性が働いているのかそうじゃなくて気が弱いのか、なんかもうひとつ積めるものがないのか解らないけど、例えばイルカには水銀がものすごく堆積しているから食べるのはとても危険であると、体に悪いと、それを知らないで食べさせられている日本人はかわいそうっていうのはさ、そこに着地しちゃうのすごく弱い気がする。だから私達は日本人を助けるためにもこの映画を作ってますって言われても伝わってはこないと思う。言われても。余計な御世話だよって。

Y:イルカは食べなくてもマグロは食べてるよみたいな。

M:マグロもハマチも食べてるよ。

Y:マグロもハマチもかなり水銀すごいからね。

M:でもね、その揺れの部分も含めて面白いなぁと。


『ザ・コーヴ』は、全国各地で公開中です!是非、ご覧ください。
posted by THE COVE at 13:34| ニュース

2010年08月06日

トークショー第3弾レポート

今回は、映画監督の松江哲明さんと映像研究者の村山匡一郎さんによる「『ザ・コーヴ』はドキュメンタリーか? ドキュメンタリーと劇映画の境界線」の様子をご紹介します。


松江監督(以下、松):(この映画は)なんかインタビューというよりコメントみたいに聞こえ方がするんですよね。都合のいいところだけ抜いて編集しているような。なんか思いっきり否定的なこと言ってますけど(笑)。ドキュメンタリーって知らないのを知るっていう部分があるじゃないですか。そういうのでいうとやっぱりこの映画の目的は多分はやっぱこう、まぁ、とは言っても僕らこうイルカ漁について何も知らなかったじゃないですか。これは明らかに話題を起こすというのが、映画の出来うんぬんよりも目的の映画だったと思うので、そういう意味では作り手としては万々歳の映画だったんじゃないかな、と。今のこの状況はアカデミー賞まで受賞して。

村山匡一郎さん(以下、村):まぁ、確かに状況的にいうとまぁ、もしそういう狙いがあるとすればね、それは成功だたのかなぁという気はするんだけど。基本的に、松江さんは監督だから分かると思うんだけど、何かを撮りたいときに、行って撮れるとき撮れないときがあるじゃないですか?その時の対応なんですよ。僕達がドキュメンタリー見てて思うのは。
撮れないと、三つあるんですよね、やりかたとして。一つは、撮れないから状況だけの情報だけを発信していくと。中に、「ザ・コーヴ」はそれをやっていると。で、もう一つはなぜ撮れないかっていうのをドキュメントにする。それが本当は一番面白いんですよね。

松:多分、それが日本のドキュメンタリーというか、少ないクルーの時ってやっぱりそうなりますよね。

村:僕は三つ目はね、撮らないっていう勇気。それだと思うんですよ。このうち「ザ・コーヴ」は一番目のやつを選んだ、という気はするんだけど、見ていくうちにね、最初は映画監督が出てくるわけですよ。で、自分の思いやらなんやら言うわけですよ。だから僕はそこのところでこの映画が一つの論理的な観点ていうのかな、そういう風な流れをするのかなと思ったら、いつの間にか被写体に入っちゃって本当は監督がこれを撮っていくのを自問自答しながら撮っていく、そうすると、リックさんとのズレとか出てきて面白くなるのかなって思った。

松:伝わるっていうのは、僕はカメラの背後にいても十分伝わると思うんですよね。それはどういうところに視点を置くかっていうことで、だからこの映画はこういうところで拒否しちゃっているというか。

村:誰がカメラの背後にいるか分からなくなっちゃっているよね。

松:分かんないですよね。で、実は僕、撮れないときがすごく面白い。というかドキュメンタリーって、もちろん構成とか、監督さんによって違うんですけど、僕は作るんですね。構成とか。なぜ作るかというと、それが壊れていくのが面白いというか、それがないと今外れてるのか外れてないのかっていうのも分からなくなっちゃうので、構成を作るんですよ。インタビューってやっぱ面白いときってこう思った通りにしゃべってくれないというか、だからそこで「自分の求めていることって何だろう」って見えてきたりするので。

村:つまり撮る側と捉える側の落差がね、ちゃんと映像に出てくる風に。

松:そうなんです。だから僕はそこを関係性っていう言葉で言うんですけど、この映画はその関係性が見えにくいところが、だから例えば、なんか変なあだ名とか付けるじゃないですか、こうなんか町の人に。じゃなくてお酒とか持って行って、「ちょっと飲みましょうよ」みたいな感じとか。例えばですけど、普通にドキュメンタリー撮るときに撮影前に手紙を出すとか、そういうところから始まるんですけど、やっぱりこうこの映画は目的に立っちゃってるからそれを保管するためには彼はむしろ悪役にしないといけないわけですよね。


その他、お届けできないのが残念です。

次回、第4弾は、映画評論家の
柳下毅一郎さん×三留まゆみさんのお二人による、
「『ザ・コーヴ』をめぐる賛否 徹底評論!」です。
*8/11(水)19:00の回、上映前

ご興味のある方は是非、劇場まで足をお運びください。
posted by THE COVE at 17:10| ニュース

2010年08月04日

トークショー第2弾レポート

『ザ・コーヴ』大ヒット公開記念トークショー第2弾の様子をご紹介いたします!

第2弾は「世界の屠畜とイルカ漁 〜実際の体験をもとに語る〜」と題して、豚を一から育てて自ら食すという体験を持つ内澤旬子さんと、実際に太地のイルカ漁に同行した経験を持つ関口雄祐さんにお話いただきました。

動物との関わり方についてのお話から、オバリーに会った内澤さんのお話など、濃密なトークとなりました。
一部ですがその模様をお届けいたします。


内澤(以下、U):動物って人間との関わりの濃さで変わりますよね。動物自身で。

関口(以下、S):変わります。変わります。

U:よく、話しかけるのと話しかけないとですごく変わってくるじゃないですか。豚はまさにそうで、大量に飼ってればただの豚なんですけど、一頭、二頭と付き合えば名前が解って「ゴッ」って返事したりとか反応がきちゃうんです。社会的な能力っていうんですかね。そういうのが出てきちゃうんです。

S:それは追い込み漁やっている方にそれが結構あって、追い込んでくるレベルって何百頭ってあって、太地だったら太地の水族館に二、三頭入って…。

U:調教ですね。

S:そのために残ったイルカに愛情があるわけで、生きてもらうために残しているので。それが死んじゃうと、とても悲しい顔をするし、歳なら歳で「ああ、もう死んでしまった‥」とか。でもそれはそれでちゃんと生きていればいいですし、死んだら悲しむ。食べちゃう方のイルカは食べる目的があってちゃんと役に立っている。だからそれはそれでいい。

U:確かに同じ時に追い込まれてきて展示に使ってあとは食料に行くじゃないですか。情のこもり方が変わってくるって事ですよね?

S:そうですね。だから生きてもらうために残っているほうは生きる。それが仕事。

U:そこを、現場にいない人って矛盾を感じちゃうと思うんですよ。たぶんそうなんですよね。食べることを矛盾を感じちゃう。豚を飼った町でも言われたんですよ。名前を付けるとは何事だ、すごい、鬼とか言われて怒られたりしたんですけど、でも実際に飼ったりしてるとその矛盾て矛盾じゃないと思うんですよね。曖昧になっていって食べる、飼う、可愛がるに境界線はないと思うんですよね。(〜中略〜)ただ、その現場から遠い人だとすごく矛盾したように見えてしまうんじゃないかなという気はするんですよね。

S:知らない人がですよね。それはしょうがないんじゃないかなぁ。内澤さんみたいにみんな育てて!って(笑)。


生き物の「死」から離れて暮らしている自分にとって、
動物と人間の関わりを深く考えさせられるお話でした。

関口雄祐さん・著「イルカを食べちゃダメですか?」は劇場窓口にても販売中です。ご興味のある方は、是非お読みください!

次回、トークショー第3弾は、
松江哲明監督×映画評論家・村山匡一郎さんによる
『ザ・コーヴ』はドキュメンタリーか? ドキュメンタリーと劇映画の境界線 本日、よる19時の回の上映後です!
posted by THE COVE at 11:40| ニュース

2010年07月26日

トークショー第1弾レポート

『ザ・コーヴ』大ヒット公開記念トークショー第1弾を7月23日(金)に渋谷シアター・イメージフォーラムで行いました。


大盛況の中、映画評論家の町山智浩さんと聞き手の岩田和明さん(映画秘宝編集部)の軽快なトークが繰り広げられました!!

『ザ・コーヴ』はなぜアカデミー賞受賞できたのか?という話題にとどまらず、アメリカ公開時の状況を知る町山さんならではのお話を伺うことができました。
今回は、そのトークの一部をお届けしたいと思います。全部お伝えできないのが残念です。


町山(以下、M):アカデミーでは、今回、一番制作費がかかっている映画なんです。ハッキリ言っちゃうと。(ドキュメンタリー部門に)ノミネートされた中で、もっともきっちりお金がかかっている。しかも、この映画のプロデューサーでお金出した人は、ジム・クラークっていう人なんですけど、IT業界で長者になった人ですね。もうかんなくてもいいんですよ。彼自身の思想的な立場からお金を出しているので。

岩田(以下、I):儲けを度外視している映画、ということですね?

M:ハッキリ言って、アメリカでは1億円、興収出てないよね?で、絶対ウン億円以上かかっているので、製作費は、結構、ボランティアみたいな映画ではあったんです。だから、金儲けのためにやっている映画ではないことは、確かです。

I:それこそ、反捕鯨思想のプロパガンダ映画。活動家たちによる、活動家のための映画。

M:アメリカの批評では、98%ぐらいの批評家たちが絶賛だったんですけど、イギリスとかヨーロッパだと、結構批判的だった。あれは面白かった。ガーディアンていうイギリスの雑誌は、「これはもう、政治的に偏りすぎている」と言って、批判しているし、ヨーロッパは捕鯨し続けている国もあるので、その手前・・(笑)。
アカデミー賞をなぜ獲ったかって、一番製作費がかかっている映画だったから。一番数多くの人が観てたっていう。

I:一番、面白かったからっていうのもありますね。面白かったからこそ、日本でもこれだけ相手にされて、これだけ反対派の活動家たちが押し寄せて、っていうのは、観るに耐えうる映画という前提があったからこそ。

M:他の(ノミネートされていた)ドキュメンタリー映画ってそんなに要素がなくて、でもこれはいろいろ詰まっている映画。

I:観ながら、色々な問題点が炙り出される映画ですね。


『ザ・コーヴ』を様々な切り口から斬っていくトークショーはまだまだ続いていきます。

次回は、ノンフィクション作家の内澤旬子さんと、動物行動学者の関口雄祐さんによる「世界の屠畜とイルカ漁 〜実際の体験をもとに語る〜」を7月30日(金)に開催します!
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2010年07月16日

大ヒット公開記念 シアター・イメージフォーラム トークショー開催!

シアター・イメージフォーラムにて、
『ザ・コーヴ』のトークショーの開催が決定致しました。

上映中の今だからこそ、映画の内容に踏み込んだ部分をひとつひとつ、
丁寧に紐解いていきたいと考えております。

是非、この機会にご参加ください!

7/23(金)
『ザ・コーヴ』はなぜアカデミー賞を受賞できたのか?
町山智浩(映画評論家)/聞き手:岩田和明(映画秘宝編集部)
19:00〜の回 上映前 (20分程度)

7/30(金)
世界の屠畜とイルカ漁 〜実際の体験をもとに語る〜
内澤旬子(ノンフィクション作家「世界屠畜紀行」著者) × 関口雄祐(動物行動学者「イルカを食べちゃダメですか?」著者)
19:00〜の回 上映前 (20分程度)

8/4(水)
『ザ・コーヴ』はドキュメンタリーか? ドキュメンタリーと劇映画の境界線
松江哲明(映画監督) × 村山匡一郎(映像研究者)
19:00〜の回 上映後 (20分程度)

8/11(水)
『ザ・コーヴ』をめぐる賛否 徹底評論!
柳下毅一郎(映画評論家) × 三留まゆみ(映画評論家、イラストレーター)
19:00〜の回 上映前 (20分程度)

※ 当日の天候・交通事情・及び諸事情により、イベント内容は予告なく変更する場合がございます。予めご了承ください。

イメージフォーラム【上映時間】
11:00 / 13:00 / 15:00 / 17:00 / 19:00
(定員入替制・整理券制)
⇒詳細は劇場公式HPをご確認ください!
http://www.imageforum.co.jp/theatre/index.html

posted by THE COVE at 19:40| ニュース

2010年07月08日

シアター・イメージフォーラム 上映回数追加!

先週土曜から公開中の『ザ・コーヴ』ですが
シアター・イメージフォーラムでは満席の回が続出しております。
急遽、来週から上映回数が2回追加され、
1日5回の上映になることが決定しました。

7月10日(土)〜のスケジュールは下記の通りです

11:00〜 (NEW!)
13:00〜
15:00〜
17:00〜
19:00〜 (NEW!)

詳しくは劇場HPで!
http://www.imageforum.co.jp/theatre/index.html
posted by THE COVE at 17:42| ニュース

2010年07月03日

初回満席続出の大ヒットスタート!!

本日、全国の劇場で、上映がスタートしました。

「面白かった!」 「納得できない!」などなど
若い方も多く見られる幅広い客層で様々な意見が飛び交う
ロングランが予想されるできる好調な出だしとなりました。

一部の劇場で抗議活動もありましたが、
足をお運びいただきました皆様、有難うございました。

引き続き、上映は続いていきますので、安全面など
今後も万全を期して進めてまいります。



posted by THE COVE at 19:41| ニュース

2010年07月02日

いよいよ明日公開!!

昨年の12月より準備を進めてまいりました「ザ・コーヴ」がいよいよ明日7月3日シアター・イメージフォーラムほか全国5館(以後順次公開が18館)でスタートいたします。

3月のアカデミー賞長編ドキュメンタリー賞の受賞や6月頭の東京・大阪3館の上映中止騒動などがあり、いまだ絶賛と非難が交錯いたしておりますが、なんとか明日初日を迎えることができそうです。

昨年の春に世界公開がスタートして1年半、
世界中で公開されているにも関わらず、
日本だけ未公開の状態が続いていました。

当事国である日本で上映できる場を提供することで
本作に対するより多くの賛同や批判の意見が交わされればと思います。

posted by THE COVE at 20:59| ニュース

2010年06月21日

公開劇場が決定いたしました!

このたび、改めて全国の劇場にて公開決定いたしました。
⇒詳細は、劇場情報をご覧ください!

7月3日(土)全国順次ロードショー

として、動き出すことができました。

本日、行われたシンポジウムには、
ジャーナリストの田原総一朗さん、映画監督の崔洋一さんも駆けつけていただき、映画についてお話いただきました。

田原総一朗さん:
私も映画を観ました。第一に、ずいぶん恵まれた映画作りをしていると思った。第二に、私なんかの作るものとは違う。あれは宣伝映画だ。普通であれば、和歌山に行きますね、なんで撮るんだ?という質問から入る。そんな質問はない。決め込んでいる。崔さんが言うように嘘っぱちでもいいんです。でも、そこがイルカ漁は悪いんだというところから入っている。ただ、宣伝映画としては良くできている。ラストも。愉快か不愉快かと言うと不愉快だ。でも、不愉快な映画を見ちゃいけないかというと、それは違う。面白いものもある。面白い映画だ。お客さんにいっぱい観てほしい。

崔洋一さん:
ある意味ではプロパガンダだけど、それを右か左かというものを前提に認識するのはナンセンス。大変うまくできている。ある意味ではエンターテイメントと言えるかもしれない。こういう映画はある種のドキュメンタリーのトレンド。流れです。観終わって、右とか左ってなんだろうと思った。この映画を相対的なきわめてフェアな映画と言うことはできない。だからといって、反日という人達の気持ちは理解できない。映画は自由でいい。だから、映画館は自由でいい。たとえば、コンビニで自分が嫌いなもの置いていたからと言って、街宣かける?と思う。かけないだろう、普通。僕は当然こういうおかしなことには反対です。上映を断固支持します。

上映を支持してくださった皆様、応援してくださった映画業界、マスコミ業界の方々、誠にありがとうございます。

引き続き、上映に向けて進んでいきたいと思います。
posted by THE COVE at 22:43| ニュース

2010年06月19日

ルイ監督、オバリー氏はシーシェパードではございません。

最近、『ザ・コーヴ』の監督である、ルイ・シホヨスや主演のリック・オバリー氏がシー・シェパード・メンバーであるかのような間違った記述が見受けられます。監督本人、オバリー本人、製作会社にも確認しましたが、そのような事実は無いと明確に否定しています。オバリー氏は、日本での取材中にも、日本でそのようなうわさがあることに非常に迷惑していると語っております。従って、この映画の収益が、シー・シェパードに流れるという噂も事実無根です。
ただし、本編中にシー・シェパード代表のポール・ワトソンがインタビューに答えている短いシーンは存在します。「本気で何かを成し遂げようと思ったら組織に頼らず、自分で変えるべきだ」という趣旨のことを述べており、配給側は現段階でその内容に問題があるとは考えていません。しかし今後の状況を見守りながらその都度対応していくつもりでおります。
posted by THE COVE at 00:17| ニュース